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【概要】

◎決算概要
・売上は前期比17%増の1兆1859億円、営業利益も22%増の910億円と増収増益

◎セグメント別情報
▽日本食品
・主に家庭用のスープ、業務用のメニュー用食材や機能型食品等の伸長により、全体で増収
・業務用は主要カテゴリーが拡大、家庭用の新製品「ザ・チャーハン」等が販売好調も、弁当用製品の苦戦等により、全体で前年並み
・AGF社の新規連結影響により、大幅増収
・AGF社の新規連結や家庭用のスープの貢献、冷凍食品のコストダウン、マーケティング費抑制等により増益
▽海外食品
・「味の素®」、風味調味料等の数量増あるも、換算為替のマイナス影響大きく微増
・味の素ウィンザー社の新規連結および換算為替の影響等により大幅増収
・加工用うま味調味料は貿易為替影響等で増収も、甘味料の海外リテールにおける換算為替のマイナス影響等により全体で減収
・加工用うま味調味料は貿易為替影響やコストダウン等により増益
▽ヘルスケア
・提携販売品は堅調、自社販売品は前年並みを確保するも、ロイヤルティ収入が前年を大きく下回り全体で減収
・構造改革費用の計上およびロイヤルティ収入の減少により、大幅減益

◎2017年3月期業績予想
・売上1兆1860億円、営業利益は910億円と前年比同水準を予想
・2014-2016中期経営計画最終年度は、売上高・営業利益ともに対前年横ばいも、当初計画通りの営業利益達成を目指す
・為替は円高により損サイドに影響。発酵原燃料、食品原料はいずれも上昇を予想。更なる採算性向上の取り組みを推進

◎成長モメンタムの加速化について
・海外調味料・加工食品は「味の素®」、風味調味料を中心に引き続き、堅調
・海外コア展開国“Five Stars ”の飛躍的成長で、日本に次ぐ国・エリアの柱をつくる
・業務用市場の成長、主に中食の伸長~B to B to C ビジネスの拡大~
・タンパク質必要摂取量の新しい認識~より多く、良質なタンパク質の摂取へ~
・味の素ゼネラルフーヅ㈱(AGF):日本食品規模拡大、シナジー創出の加速

◎更なる事業構造強化
・コモディティバルク事業のスペシャリティ化
・低資源利用発酵技術
・課題事業の構造強化

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