◎決算概要 ・売上は前年同期比15.8%増の861.3億円、営業利益は32.9%増の22.8億円 ・各セグメントともに販売・受注が堅調に推移し117億62百万円の増収 ・海外飲料事業子会社5社(トルコ4社・マレーシア1社)が新規連結対象となり大幅増収に貢献 ・増収効果と原価低減に向けた取り組みで計画を上回る利益を確保 ・負ののれん発生益4億94百万円を特別利益に計上し親会社株主に帰属する四半期純利益は11億45百万円の増益 ◎事業別概況 ▽飲料販売部門 -既存事業- ・優良ロケーション獲得に向けた積極的な取り組みと既存ロケーションの堅守 ・4月度以降のキリンビバレッジ㈱向け出荷も寄与 ・高騰する物流費の抑制に向けた取り組み ▽飲料販売部門 -新規連結子会社- ・イスラム圏における新たな事業基盤を確保 ・海外におけるトップラインの飛躍的成長にチャレンジする体制を整備 ・トルコの政治情勢と為替変動による影響があるも底堅い実績 ▽飲料受託製造部門 ・栄養ドリンク市場は厳しい推移 ・海外向け美容ドリンクの受注が堅調に推移し利益に貢献 ・継続的に製造コスト低減への取り組み実施 ▽食品製造販売部門 ・「とろける味わい」シリーズなどの新商品が好調に推移 ・コンビニエンスストア市場、量販市場へのさらなる浸透 ・全社的に収益構造改革に取り組むなか、原価高騰が収益面を圧迫 ◎2016年度通期業績予想 ・負ののれん発生益により親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想から6億円の増加を見込む ・販売実績は堅調に推移しており通期の販売目標は達成可能 ・トップラインの成長と収益性の向上に向け先行投資を実施 ◎中期経営計画目標達成ストーリー ・中期経営計画達成と次代に向けた企業価値創造へのチャレンジを目的とし2017年1月21日持ち株会社体制へ移行予定 ・2018年度中期経営目標は売上高2,000億円、営業利益率4.0% ・自販機チャネルにかかる固定費構造の抜本的改革により4%以上の営業利益率を確保する ・攻めのIoT投資によるパーマシン改善効果と連結対象となる海外事業の利益貢献により営業利益80億円以上をめざす ・M&A等の戦略的事業投資によりさらなる上乗せを狙う
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。