◎決算概要 ・売上は前期比0.7%減の1715.5億円、営業利益は24.1%増の60.7億円 ・自販機チャネルにかかる固定費や関連費の低減が増益に寄与 ・投資有価証券売却益22億31百万円を特別利益に計上、関係会社株式売却損14億31百万円を特別損失に計上 ◎セグメント別概況 <国内飲料事業> ・販売数量は前期比2.6%減 ・自販機ハードにかかる固定費低減、関連費低減は着実に取り組みが進む ・通信販売チャネルは順調に売上拡大 <海外飲料事業> ・トルコ飲料事業は現地通貨ベースで高い伸長 ・マレーシア飲料事業は健康志向に対応した製品ポートフォリオの見直しを実施 <医薬品関連事業> ・新規受注の獲得や美容ドリンクの堅調な受注により増収 ・人員体制の強化や設備メンテナンスなどの事業基盤確立により、人件費や減価償却費が上昇 <食品事業> ・新機軸の商品提案が奏功し大幅増収 ・「たらみ」ブランドの価値向上に向けたマーケティング投資の実行 ・販売好調による工場稼働率の上昇により、人材確保のための労務費が上昇 ◎2019年度連結業績予想 ・売上は前期比0.9%減の1700億円、営業利益は44%減の34億円を予想 ・成長戦略の推進による先行投資費用の増加を予定 ・成長投資による影響は約20億円(国内飲料事業8億円、医薬品関連事業の新工場建設等約4億円、食品事業約2億円、希少疾病の医療用医薬品事業6億円) ◎「グループミッション2030」の概要 ▽基本方針 ・成長性・収益性・効率性の高い事業ポートフォリオの形成をめざす ・国内飲料事業のイノベーション ・非飲料事業での第2の柱を構築 ・海外での事業展開の拡大 ▽ロードマップ ・2019-2022を基盤強化・投資ステージ、2022-2026を成長ステージ、2026-2030を飛躍ステージとする ・一時的には減益となるが、持続的成長の実現をめざした先行投資を行う ◎「中期経営計画2021」の概要 ▽投資戦略① 国内飲料事業におけるスマートオペレーションの確立 ・オペレーションの効率化による1人当たり担当台数の増加 ・スマートオペレーション体制の構築により、自販機業界における優位性を確保 ▽投資戦略② 医薬品関連事業における製造可能剤形の拡大 ・医薬品・医薬部外品の受託メーカーとして地位を強固なものに ▽投資戦略③ ヘルスケア領域におけるM&A投資 ・「医療」と「食品」の垣根を越えた市場の開拓し、ヘルスケア領域で非飲料事業での柱を構築する ▽投資戦略④ 希少疾病の医療用医薬品事業の立ち上げへの投資 ・「持たざる経営」と「良質なパイプライン」の獲得により、長期的な収益化をめざす
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。