◎決算概要 ・売上は前期比1.8%減の854.3億円、営業利益は38%減の20.3億円 ・厳しい市場環境の中、国内飲料事業は前年同期比2.5%減収 ・医薬品関連事業は前年同期比3.5%増収、食品事業は前年同期比8.5%増収となり、堅調な売上推移 ・海外飲料事業は、トルコ飲料事業が現地通貨ベースで大幅な売上成長 ▽営業利益の増減要因 ・国内飲料事業は、7月の記録的低温の影響を受ける ・医薬品関連事業は、新工場やパウチライン新設に伴う準備費用の増加 ・海外飲料事業は黒字化、食品事業は売上成長を伴い、収益性が大きく改善 ▽2019年度 通期業績予想 営業利益の増減要因 -前期比- ・期初に発表した計画から修正はなし ◎セグメント別概況 ▽国内飲料事業 ・業界全体の上半期の販売数量は前年をやや下回り、7月は大幅に減少 ・当社も7月の記録的低温の影響を大きく受ける ・自販機1台当たり売上高の低下幅は縮小傾向 ・流通チャネル、通販チャネルが好調な実績推移 <課題と今後のアクション> ・秋冬の新商品投入によるコーヒーのラインアップ強化 ・営業体制の強化によるクローズドロケーション開拓の強化 ・スマートオペレーション体制構築に向けたテスト検証 ▽海外飲料事業 トルコ飲料事業は第2四半期までの累計売上高は現地通貨ベースで前期比22%増 ・収益性の高いミネラルウォーターの好調な販売が全体を牽引 ・Maltana ブランドは、新シリーズ導入により大幅に伸張 <課題と今後のアクション> ・トルコ飲料事業における輸出拡大に向けた販売体制整備 ・マレーシア飲料事業はマミー社との合弁を解消し、販売会社を100%子会社化▽医薬品関連事業 ・TCIとの協業効果による中国市場向け美容ドリンクの受注が拡大 ・受注商品構成変化による収益面への影響 <課題と今後のアクション> ・2020年初頭のパウチライン本稼働、2020年上期の関東新工場の本稼働に向けた活動 ▽食品事業 ・中高価格帯カップゼリーの拡販とパウチゼリーの新商品投入効果 ・多面的なコスト見直しによる収益力強化 <課題と今後のアクション> ・「たらみ」ブランドの価値向上に向けたマーケティング投資の実行 ◎持続的成長の実現に向けて ▽「グループ行動規範」の浸透活動 ・従業員一人ひとりが「グループ行動規範」を理解し、実践に繋げるための施策を実施 ▽グループミッション2030の達成にむけた人財戦略 ・人的資本の確保 ・将来を担う人材の育成 ・人材の適正配置
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。