フロンティア不動産投資法人(8964)の第27期決算は初の2期連続10,000円超の分配金を実現、3期連続10,000円超へ

◎決算サマリーと業績予想
・営業収益は101.3億円(前期比+1.2億円)、営業利益は53.3億円(+0.3億円)
・一口当たり分配金は、10,146円(前期比+124円)
・営業収益は、27期取得物件（座間）及びコーナン広島通期稼働で増加
・第28期業績予想は、営業収益は101.1億円(前期比-0.2億円)、営業利益は52.8億円(-0.4億円)を予想
・一口当たり分配金は、10,080円(前期比-66円)を予想

◎運用ハイライト
▽大規模ショッピングセンター（リージョナルSC・アウトレットモール）
・イオンモール茨木（リージョナルSC）- 2015年の大規模リニューアルを契機に歩合賃料を導入、第27期も歩合賃料が発生
・三井アウトレットパーク入間（アウトレット）- 毎期、歩合賃料が発生する物件の一つ
▽コミュニティショッピングセンター(GMS）
・イオンスタイル品川シーサイド（コミュニティSC）ー イオンリテールがイオンスタイルへのリニューアルを実施（2017年10月）
・イトーヨーカドー東大和店（コミュニティSC）ー イトーヨーカ堂が食品スーパー部分のリニューアルを実施（2017年12月）
▽中規模ショッピングセンター（ネイバーフッドSC・食品スーパー）
・パピヨンプラザ（ネイバーフッドSC）ー 2019年4月、契約満了、内部成長の可能性を検討中
・カナート洛北（ネイバーフッドSC）ー 賃料改定について協議中、内部成長の可能性を検討中
▽都心型商業施設
・ドン・キホーテ福岡天神本店 ー 2017年11月、新規オープン
▽底地等
・スーパービバホーム座間店・スーパー三和 座間東原店（底地）ー 2017年7月、運用会社独自のネットワークによる取得
・ホームセンターコーナン広島皆実町店（底地）ー 2017年10月新規オープン、第27期以降通期で収益に寄与