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【概要】

第30期決算はテナント退去による減収を増額改定と埋め戻し効果が上回り、増収増益

◎決算ハイライトと業績予想
・営業収益は52億円(前期比+0.92億円)、当期純利益は18.91億円(+0.84億円)、1口当たり分配金は2,136円(分割換算後+4.7%)
・リーシング進捗、コストが想定を下回ったことによりDPU上振れ
・テナント退去による減収を増額改定と埋め戻し効果が上回り、増収増益
・第31期の業績は、営業収益は51.9億円(前期比-0.06億円)、当期純利益は19億円(+0.08億円)、1口当たり分配金は2,145円(+9円)を予想
・増額改定と埋め戻しの進捗により賃料等収入が増加し、DPU上方修正
・第32期の業績は、営業収益は53億円(前期比+1.05億円)、当期純利益は19.2億円(+0.21億円)、1口当たり分配金は2,170円(+25円)を予想
・テナント埋め戻し効果により、増収増益を見込む

◎運用状況
▽内部成長 - 高水準の稼働率 と 9期連続の賃料増額改定見込
・稼働率は高位安定、ポートフォリオ稼働率は98.8%に上昇(2018年9月末時点)
・テナント入替の際に賃料増額を実現
・9期連続して賃料増額改定実現の見込み
・レントギャップ解消による今後の賃料増額改定の継続
・優良オフィスのマーケット賃料は上昇傾向が継続
・省エネルギー、テナント満足に資する取組みを実施
▽外部成長
・近・新・大のクオリティの高いポートフォリオを構築
・マーケットにおける優位性をもった中長期的競争力の高い優良不動産に重点投資
・厳選投資、資産入替によりクオリティの高い外部成長を実現
・ポートフォリオの成長を伴う戦略的な資産入替を継続検討中
・物件クオリティを重視しつつ、収益安定化のための資産規模拡大も追求
▽財務
・長期固定化と財務コスト削減の両立を継続
・リファイナンスで長期化(4.3年 → 5.6年)と返済期日分散を推進
・直近1年間の投資口価格は指数を大きくアウトパフォーム