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【概要】

インテージHDが11月19日に発表した2015年3月期第2四半期決算は、売上は前年同期比4.5%増の193億円、営業利益も前期比49.7%増の13億円となり、増収増益を達成。市場調査・コンサルティング事業は、パネル調査の好調及びカスタムリサーチの新規連結効果により増収、システムソリューション事業も企業のIT投資活発化に伴い昨年に引き続き堅調に推移。また当期純利益は、20億円と大幅増益となったが、これは医薬品開発支援事業の臨床開発部門を売却し、特別利益を計上したことによるもの。一方医薬品開発支援事業の残した部門である市販後調査領域は売上が大きく伸長しており、通期では赤字脱出を見込む。通期予想は売上は据え置きとしたが、各利益はシステムソリューション事業および医薬品開発支援事業において好採算案件の受注が好調に推移していることなどから、上方修正した。宮首社長は、今後3カ年の計数計画と第11次中期計画に基づき、トピックスとして具体的な取組み事例を多数紹介した。