◎決算ハイライトと業績予想 ・営業収益は110.8億円(前期比+4.4億円)、営業利益は45.1億円(+3.6億円) ・1口当たり分配金は、新規取得物件の寄与と既存物件の内部成長により、芝二ビル・フリーレントの影響をカバーし、2,670円(前期比+20円) ・外部成長では、資産入替(2物件を先行譲渡)によりポートフォリオ収益性を向上、含み益の増加によるNAVの改善を達成 ・内部成長では、増額改定が順調に進捗し、賃貸事業収入は過去最高。 ・財務戦略では、資産入替(先行譲渡)に伴う借入金返済により財務安定性を向上 ・第24期業績は、営業収益105.1億円、営業利益41.6億円、1口当たり分配金2,800円を予想 ・既存物件の増額改定と芝二ビル・フリーレント明けにより大幅増収 ・資産入替(先行譲渡)による影響を、内部成長・金融コスト削減・内部留保取崩しで補い、1口当たり分配金は従来予想どおり ・第25期業績は、営業収益105.9億円、営業利益41.7億円、1口当たり分配金2,700円を予想 ・賃料増額改定と金利低減のトレンドが継続 ◎運用状況と方針 ▽外部成長 ・資産入替の一環として、収益性が低く、かつ含み損を抱える赤坂ガーデンシティを先行して譲渡 ・ポートフォリオの収益性向上に加え、含み益の増加によるNAVの改善、LTV水準の低下を実現 ▽内部成長 ・賃料の状況(入居・退去):期末稼働率は、99%台。大口退去(芝二丁目)を空室期間なく埋戻し、その他のテナント退去率も、1%台の低水準 ・賃料の状況(入居・退去):入退去による月額賃料増減は、従来どおり安定して推移 ・賃料の状況(賃料改定):改定対象面積の40.9%・件数の47.7%で増額更改、平均増額改定率は+9.3%を達成 ・賃料の状況(賃料改定):第24期(2018.6)以降も、増額改定トレンドが継続の見通し ・賃料ギャップの状況:賃料ギャップは▲2.7%。依然として増額改定余地あり ・バリューアップ工事:バリューアップ工事が順調に進捗、工事完了物件の賃料収入増加率は、既存物件を上回る+2.4% ▽財務戦略 ・資産入替(先行譲渡)に伴い、LTV水準低下、固定金利比率向上、平均残存期間長期化を実現 ・金融コストは引き続き低下の見込み ◎サステナビリティへの取組 ・2017年GRESBリアルエステイト評価において、3年連続で最高位「Green Star」の評価を取得 ・総合スコアの順位により5段階で評価される「GRESB Rating」も2年連続で最上位の評価「5 Star」を獲得
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。