日本プライムリアルティ投資法人が2月19日に発表した第26期決算は、リーシングが順調に進捗し、一口当たり分配金は6,351円と前期比+3.3%の増配となった。リーシング強化物件に指定していた複数のオフィスビルは、概ね90%以上に稼働率を回復し、全体でもテナント入れ替えを進めつつ、稼働率が97%台で推移した結果、既存ポートフォリオの賃料収入は想定を上回り大幅増収となった。一方、外部成長では、物件価格の高騰に伴い厳選投資の方針を継続していくことを強調。業績の順調な状況と今後の見通しを踏まえ、大久保社長は、JPRのポートフォリオ・クオリティの高さについて言及すると共に、今後、リースアップ、賃料増額改定及び金利軽減効果におけるそれぞれのポテンシャルを活用し、分配金の着実な成長を目指していくと語った。
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