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【概要】

◎決算概要
・営業収益は前年同期比8.7%減の528.8億円、営業利益は19.9%減の282.5億円
・取引の減少に伴い営業収益が前年同期を下回ったことに加え、営業費用が増加した結果、営業利益は前年同期比 19.9%減、当期利益は同17.9%減
・過去最高益を記録した前年同期との比較では減収減益となるも、本年4月に発表した業績予想に対しては、営業利益の進捗率が52.3%とほぼ想定どおりの進捗

◎事業の状況
▽市場動向
・株券等の一日平均売買代金は、日銀の追加緩和等の影響を受け、7月までは3兆円前後で推移したが、8月以降は2.7兆円程度にまで減少。第2四半期累計では、前年同期比16%減の2.9兆円
・デリバティブは、現物市場の売買低迷に連動し、取引高は前年同期比23%減(1.95億枚→1.50億枚)。日経225先物は同22%減、TOPIX先物は同9%減

◎2016年度業績予想の修正
・第2四半期までのマーケットの状況等を踏まえ、通期の業績予想の前提となる想定売買代金等の見直しを実施
・取引・清算関連収益の減少が見込まれることから、2016年度(通期)の営業収益の予想を当初予想比1.9%減の1060億円に下方修正
・一方、営業費用の削減を実施し、利益及び1株あたり配当金は当初予想の水準を維持