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【概要】

MS&ADホールディングスが12月3日に開催した2013年度第2回インフォメーションミーティングでは、まず中間決算について発表。国内外損保会社では堅調な業績を維持し増収、正味収入保険料は前期比6.2%増の1兆4,241億円となった。また、収益面では国内損保会社において、市場環境の好転による資産運用損益が大幅に改善したことや、国内生保子会社、海外保険子会社における増益が貢献し、グループ連結の中間純利益は最高益となる1,095億円に達した。中間期の堅調な業績を背景に、通期予想では、正味収入保険料を300億円増額し2兆8,000億円を目指す。中期経営計画の進捗状況も国内損保事業の収益改善や戦略事業とする国内生保事業などへ注力してきた取組みが複数の収益の柱として育ってきており、中期計画において目標とするグループコア利益1,100億円を達成する見込みであるとした。江頭社長は機能別再編の目的、スケジュール、効果について述べるとともに、次期中期計画において、「成長の持続および収益力と資本効率の向上を基軸に、グループ全体の企業価値拡大」を目指すことを明らかにした。