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【概要】

MS&ADホールディングスが6月3日に開催した2014年度第1回インフォメーションミーティングでは、まず2013年度決算について報告。正味収入保険料はグループ主要4社全てが増収となり前期比6.3%増の3兆693億円となった。また経常利益は、大雪の影響があったものの、資産運用の大幅増益により前期比26.6%増の1,902億円、当期純利益も11.8%増の934億円とMS&ADグループ発足以来の最高益を達成。2014年度の見込みも国内損保の成長戦略、海外事業の業容拡大により、増収を見込んでおり、経常利益1,500億円、当期純利益1,000億円を予想。次に、江頭社長は前中期計画を総括し、「世界トップ水準の保険・金融グループ」を目指すための態勢整備のステージと位置づけ経営を執行した結果、今期から始まった新中期経営計画「Next Challenge 2017」で飛躍する基盤がしっかりと整ったと語った。新中期計画では、グループコア利益1,600億円、ROE7%の達成を「機能別再編を軸とした成長戦略」で目指すことを明らかにし、各事業についての戦略について詳細に説明した。