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【概要】

ネオスが4月15日に発表した2014年2月期決算は、注力するスマートフォン事業が好調に推移し、売上は前期比10%増の72億円となった。ソリューション事業で大型の不採算事業発生の影響から経常利益は前期比48%減の1.75億円となったが、純損益では前期の赤字から黒字に転換する水準を維持。ソリューション事業においては、前期の進捗要因に、iOS対応、新技術ソリューション等の伸びが加わりコーポレート、スマートプラットフォーム部門ともに好調に推移した。一方プロダクト&サービス事業は、dstick事業等デバイス事業は拡大したものの、フィーチャーフォン向けクラウド事業が大きく減退した影響で3%程度の伸びに留まった。池田社長は今後これまでの方針通りスマートフォンサービスに注力するとともに、ビジネス分野のサービスやキッズジャンルなど新規事業の開拓に着手したことも明らかにした。来期見通しは、売上予想に不透明部分を加味せず、まず利益回復を目指すスタンスを示した。