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【概要】

パーク24が5月30日に発表した2014年10月期第2四半期決算は、2月に首都圏を中心とした予想を大きく上回る降雪や、4月の消費税増税の影響による外出を控えた動きにより、経常利益は前期比0.9%減の86.7億円となった。売上は、降雪、消費税増税といった影響を除くと、駐車場事業、モビリティ事業ともに好調に推移したことから前期比9.5%増の809億円と期初計画を上回った。

また、今後の収益拡大の源泉として期待される駐車場開発は好調に推移しており、半期ベースで過去最高の開発件数を達成した。カーシェアリング事業も、計画に対して売上・損益ともに小幅ではあるが上振れしており、営業注力の結果が少しずつ表れている模様。

西川社長は、事業別に下期の詳細な強化取組み事項を語り、上期不足した経常利益を通期で取り戻す姿勢を強調、通期計画の215億円を据え置いた。