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【概要】

髙島屋が10月10日に発表した2015年2月期第2四半期決算発表は、主力の国内百貨店が増収増益かつ計画超過を達成、また国内グループ会社の業績も概ね堅調に推移した結果、営業収益は前年同期比1.5%増の4,417億円、営業利益も9.5%増の122億円となり、増収増益を達成。特に国内百貨店業績において、集客催しなど消費税増税前の駆け込み需要向け営業施策が奏功し増収、加えて経費構造改革の継続的実施により増益にも大きく貢献した。木本社長は、今後の方針として「街づくり」戦略・国内百貨店事業戦略・海外事業戦略に分類し、それぞれの具体的な戦略を明確に示した。また通期業績計画も、各施策の取り組みを背景に国内百貨店業績および連結業績について上方修正した。