帝人が5月9日に発表した2013年3月期決算は、欧州に加え新興国での景気減速の影響により海外売上が不調に推移し、売上は前年比13%の減収、営業利益も64%の減益となった。また炭素繊維事業とヘルスケア事業の大幅なのれん減損償却などにより当期純利益は291億の赤字転落となった。大八木社長は、想定以上の海外での景気減速の波への対応が遅れたことへの反省を踏まえ、外部環境に依存しない自助努力による収益基盤の立て直しを誓い、現状の環境認識、事業構造改革および重点プロジェクトの進捗について具体的に語った。
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