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【概要】

トプコンが10月31日に発表した2015年3月期中間決算は、ポジショニングカンパニーにおいて、ICT自動化施工の売上伸長や北米建設市場の伸長など、前年同期比で売上50億円、営業利益10億円超の大幅増加となり、全社業績に大きく貢献した。この結果、売上は前年同期比13%増の594億円、営業利益は43%増の59億円となり、直近に上方修正した水準を達成した。グローバルでの売上は、国内および北米、欧州が好調に推移、市場が低迷している中国、ロシアでのマイナス分を補った。同社は好業績の背景として、成長戦略の遂行、新規事業の効果、堅調な米国市場を挙げ、引き続き下期も注力していく姿勢を明らかにした。平野代表取締役社長は、ポジショニングカンパニーのICT事業の現在の事業環境と将来性に触れ、今後のグローバル市場での売上拡大観測を示し期待を寄せた。