【概要】
◎決算のポイント
・売上は前期比2%増の1307.3億円、営業利益は45%減の88億円と全社的には増収・減益
◎カンパニー別実績
・アイケア(ECC)は売上・利益共に堅調、スクリーニング市場で大幅伸長
・ポジショニング(POC)・スマートインフラ(SIC)はともに市場の変化に対処したが変化のスピードが予測を上回った
・ポジショニング(POC)はIT農業の停滞、原油価格下落が影響
・スマートインフラ(SIC)は震災復興需要が一段落(日本)
◎国内・海外動向
・欧米、中国、アジアは堅調、売上は前年度を上回った
・国内はスマートインフラ(SIC)で公共工事の発注減少
◎今期計画
・売上は前期比同水準の1,300億円、営業利益は前期比19%増の105億円を計画
◎第二次中期経営計画
▽Visionとしては医・食・住の成長市場において、社会的課題を解決し事業を拡大する
▽経営体質の強化
・経営効率の改善として営業利益改善効果は2016年度15億円、2017年度35億円、2018年度60億円を見込む
・営業キャッシュフローの改善として2016年度120億円、2017年度170億円、2018年度230億円を見込む
▽成長事業の推進
・POCのICT自動化施工・IT農業の拡大を目指す
・SI事業の基盤事業の強化と成長事業の開拓を目指す
・EC事業で眼科電子カルテ、遠隔診断ビジネス参入を目指す
▽課金ビジネスモデルの創出
・売り切り型ビジネスに課金ビジネスを追加
・ICT自動化施工の課金ビジネス
・IT農業の課金ビジネス
・アイケア事業の課金ビジネス