【概要】
◎業績ハイライト
・売上高は430億円(前期比14.0%減)
・営業利益は68億円(同23.9%増)、当期利益は41億円(同43.9%増)と大幅な増益を達成
・1株当たり配当金は16円を予定(配当性向18.7%)
◎セグメント状況
・不動産流動化事業は1棟販売物件を来期以降に販売時期先送りをしたことにより、約100億円程度減収
・減収の一方で、不動産流動化事業の営業利益は、利益率の向上により前期を8.5億円上回り41.8億円で着地
・仕入れは、約450億円相当まで進捗、収益オフィスを中心に投資向け物件の取得を拡大
・不動産ファンド・コンサルティング事業は大型のAM受託によりAMフィーが増加、受託資産残高は約4200億円規模。
◎2016年11月期の業績予想と直近のTOPICS
<業績予想>
・売上高は552億円(前期比122億円増)、営業利益は75億円(同6.7億円増)を予想
・1株当たり配当金は18円、配当性向20.2%を予想(前期末比2円増)
<直近のTOPICS>
・1月に港区南青山で商業施設が竣工するほか、マンション開発を計画中
・ホテル事業への進出に向けトーセイ・ホテル・マネジメント株式会社を設立予定
◎中期経営計画 Advancing Together 2017
・2020年売上高1,000億円構想を掲げ、資産規模を拡大
・売上を牽引する売買系3事業を、金融危機直前を上回る規模へ成長
・安定収益比率を高めて安定性を向上・経営基盤強化
・安定3事業の売上総利益を拡大し販売管理費と金利をカバー
・財務健全性を意識し、自己資本比率は30%台を維持