2018_3q_ana
8/33 - 航空事業② フリート戦略



【ノート】
◎次に、「フリート戦略」です。 ◎2022年度末における、グループ全体の運用機材数は、今期末から40機程度増加して、約335機となる計画です。ANAでは、機材の更新も実施しながら、戦略の遂行に必要な機材を、安定的に確保していきます。LCCは、運用機材数を現行の1.5倍以上とする計画です。 ◎右の図は、機材投入の考え方です。ANAでは、国内線で小型化を推進する一方、国際線で幅広く、運用機材数を増強します。LCCは、国内線や、短距離国際線で事業を拡大するとともに、中距離国際線に進出します。昨年4月に、Peach Aviationを連結化しましたが、今後は、現在、ANAが運航している路線の一部について、LCCが受け継いでいくことも視野に入れています。 ◎ここまで、「ネットワーク戦略」と「フリート戦略」についてご説明しましたが、現在、日本の航空業界が直面しつつある、パイロット不足にも対処していくため、グループの領域を超えて、長期的に乗員を養成する仕組みを検討しています。今後の事業を、安定的に拡大していくため、「リソース戦略」についても、ホールディングス経営の立場として、着実に対応しながら、航空事業の最適なポートフォリオを追求していきます。 ◎続いて、事業別の戦略についてご説明します。9ページをご覧ください。