【ノート】
◎事業別の戦略ポイントと進捗について、ご説明します。
◎国際線旅客事業では、来年度の生産量拡大に向けて、人材の採用や訓練、航空機の受領など、リソースの万全な準備を着実に進めています。
また、成田空港のネットワーク拡大として、9月からパース線、今週10月27日からチェンナイ線を開設したほか、来年3月にはウラジオストク線を開設する計画です。
◎国内線旅客事業では、昨年度から導入した新たな運賃制度の効果により、予約の早期化によって利便性を高めながら、同時に単価向上を実現しています。
今後は、大型機におけるプレミアムクラスの増席や、普通席の新シート導入など、機内プロダクトの品質向上を通じて単価の維持・向上を図り、収益基盤をさらに強化していきます。
◎国際線貨物事業では、7月から大型フレイターが成田-上海線に就航しています。
本日から、成田-シカゴ線にも投入しており、大型貨物や危険品・特殊品などの新たな商材を獲得していく方針です。
同時に、下期については、当初計画に織り込んでいなかった減便・運休など、これまで以上に柔軟な生産量調整を実施することにより、収益性の改善に努めます。
◎LCC事業では、この冬ダイヤからの運航を、Peach Aviationに一元化します。
重複路線の解消や、間接部門の集約など、統合の効果を追求します。
また、イールドマネジメントの強化により、海外エアラインとの競争激化に対抗する一方、韓国線における需要減少への対応を含めて、就航路線の再構築を図ります。
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